気密テストと断熱工事(2月)
こんにちは!
今回は、令和2年2月の伊丹市にて建築中の「重層の甍」いなほ工務店モデルハウス
の断熱工事と気密テストについてお話しします。
断熱工事はとても大事な部分の工事で、今回主となる断熱材は「吹込ロックウ-ル」と言われる断熱材です。
今回のモデルハウスは、飛行場の騒音対策からこの素材を選びました。
効果の程は是非完成時に体験してください。
ちなみに断熱性能は高性能グラスウ-ル16Kと同性能です。
吹き込み方法なので、セルロ-スファイバ-と同じ方法で施工します。隙間なく施工できます。
今回はこの吹込ロックウ-ルの状態にて気密テストを行い、合格点に達成後、更に
高性能グラスウ-ルを付加して断熱致します。
屋根面は通気が必要な為、下の画像の白い物(日本住環境ルーフスぺ-サ-)を施工しそこに、吹込を行います。
屋根にて断熱を行う場合、断熱材の屋根側に必ず通気層が必要です。
この通気層がないと、後々屋根野地が大変な状態となります。
今回の気密は、新住協でもおなじみのボ-ド気密工法と言われる工法にて施工しています。
気密層を外壁面にて施工する方法ですが、内側もしっかり気密しています。
さて、気密テストの結果はいかに!!
気密テストを依頼した先は、日本住環境様です。毎回この瞬間はドキドキです。
気密の値はC値と言われる値で計算されます。
高気密の基準は通常C値=1以下がひとつの目安となっいてます。
C値=1とは、合計はがき一枚分の隙間を意味します。
やりました!! 今回はとても良い数値が出ました。C値=0.2となりました。
一回で合格です。
C値は1を切ると、サッシの形状や屋根面の断熱手法等制限が増えますが、今回は実に良い数字です。